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甲南大学体育会クルージング部の活動日誌
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 エオラス号紹介の最後は、船外の様子です。

アースマラソン・エオラス号が、アメリカへ向けての鴨川フィッシャリーナで最終調整しているところを撮らせて頂きました。

比企さん、ヨットサポートの海宴隊のみなさまありがとうございます。

P1120117.JPG
バウ(船首)の方から撮ったエオラス号

まっすぐ延びるバウスプリット(船首部から突き出た頑丈なスパー)

大型帆船のようでかっこいいですね。バウで昼寝できたら気持ち良さそうです。

PC310058.JPG
バウ・スプリットとアンカー

アンカーは、プラウアンカー(CQRアンカー)
桑のような形をしていて、砂や泥の海底によく食い込み、振れ回るような錨泊に強いとされています。

重くてかさばりますが、写真のように船首にセットすればすっきり収まります。

予備アンカーとしてダンフォースアンカーがスターンに取り付けられています。

PC310057.JPG
バウ(船首)部分のハルには、「AEOLUS(エオラス)」としっかり船名とアースマラソンの文字とスポンサーが張られています。

PC310086.JPG
フォアデッキ(マストより前のデッキ)

写真中央のバウハッチ
ハッチは、採光、通風のために開け閉めできるようになっています。
結構大きく人が3人ぐらい通れるような大きさです。(多くのヨットは人ひとりが通れる大きさ)

PC310071.JPG

また、ソーラーパネル3枚がセットされています。
機器類が多いですから、ソーラーパネルは欠かせません。

PC310138.JPG
スピンポールと燃料タンク(右舷側)

両舷に燃料タンク3本とスピンポール1本がセットされています。

燃料タンクは軽油20L入っています。
タンクをバンドで絞めるだけでは緩んでくるので、漁師さんが使う強力な雑作でしっかりと固定されています。
タンクを使うときは、いちいち解くのではなく、ナイフで切って使うようになっています。

スピンポールは、追い風でしっかりジブを開くためのものです。

PC310136.JPG
エオラス号の船検番号(左舷もこんな感じです。)

赤いロープは、ジャックライン

セーフティー・ハーネスを引っ掛けるためにデッキに張るロープですが、足で踏んで転ばないよう平らな帯ひもが用いられています。

PC310063.JPG
ハードドシャーとブーム

ブームのところには、さんまさんの「生きてるだけで 丸もうけ!」の言葉も。

ハードドジャーのコクピット側にはソフトドジャーも取り付けられており、前後・左右のどこからの風や波しぶきにも対応しています。

ハードドジャーは、アルミ製(厚さ3mm)でエオラス号のための特注品です。

写真右奥に見えるのは、もしもの時のためのライフラフト(膨張式救命いかだ)。

ライフラフトの下のスライドハッチもアルミ製(厚さ4mm)で作られています。

PC310073.JPG
ハードドジャ-の上にもソーラーパネルが取り付けられています。

P1120115.JPG
エオラス号のマスト

P1120120.JPG
ジブセール

セールは、安くて質のいいラムダセールを使用

もうひとつ前のバウのジブセールは、ジブファーラーとなっております。

世界一周レースなどの経験を持つ白石康次郎さん曰く、ファーラーの方が悪天候時でも安全に対処しやすいそうです。悪天時のフォアデッキでの作業は、荒波が体が宙に浮くことが多く落水する可能性が高いとのこと。

エオラス号では、ジブセールを2枚展開して航行できる“カッター・リグ”タイプのヨットです。

現在のヨットは、メインセールとジブセール1枚づつの“スループ・リグ”が主流となっています。

PC310131.JPG
右のジブセールがストーム  左のジブセールがスーパーストーム

ストーム・ジブは、悪天用のジブセールで面積が非常に小さく、非常に強い風のときに使います。

小生は、生まれて初めてスーパーストームをみました。
ストーム・ジブを積んでいる船は多いでしょうが、スーパーストームを積んでいるヨットはほとんどないのではないでしょうか。
珍しい一品です。

上の写真は、12月31日にテストでスーパーストームとストームを一緒に上げたときの様子です。

PC310064.JPG
メインセールは、上げ下ろしが楽なメインファーラー

メインセールをあげると
P1120133.JPG
こんな感じです。

しっかり、スポンサーのロゴが入っています。

メインセールは、リーフ(縮帆)が3段階に切り替えできるようなっています。

我が部の愛艇「甲竜八世」も2ポイントリーフができるようになっていますが、3ポイントリーフは……

P1120126.JPG
コクピットの様子

PC310065.JPG

こじんまりとした感じです。

ラダー(舵)が切りすぎないようあらかじめロープで防止されています。

PC310184.JPG
スターンのウインドベーンをセットするための特注のステップ

ノンスリップテープが張られてありました。

たいがいは、ノンスリップテープをちょっとでも少なくしけちるため、パイプに沿って縦長に張られているものが多いですが、エオラス号ではしっかりとパイプを覆うように張られています。

海宴隊の方いわく、このように張った方がテープの使用量は多いが踏んだ時ずれなくて安全だといっておられました。

非常に参考になります。

その他にも、随所に安全を考え、ちょっとでもけがをする可能性のあるところには、しっかりと工夫が施されています。

一度、見学する価値のあるヨットです!

PC310066.JPG
プロペラとラダー(舵)

水がきれいで桟橋からしっかりと見えました。

キール部分には、クジラがぶつかってこないようシャチの絵が書いてあるそうです。

PC310061.JPG
スターン(船尾)の様子

衛星通信のインサルマットやGPSアンテナ、VHF無線アンテナが取り付けられています。

PC310110.JPG
ウインドべーンが設置されています。

ウインドべーンは、常に風の方向に向きこれを利用することで舵を保つ自動操縦装置です。

P1120125.JPG
写真中央の飛び出している部分は、トイレです。

小生も座ってみましたが、おしりにしっかりフィットします。

P1120122.JPG
後方からのエオラス号


P1120217.JPG
左舷側・出航直前のエオラス号  photo by 大田マネージャー

さまざまなところに使いやすいように施され、また安全を第一に工夫されているヨットです。

間寛平さんと我が部の先輩、比企啓之さんの安全航海をお祈りします!

◎アースマラソン 公式ブログ
http://www.earth-marathon.com/

◎海宴隊 整備日誌(ヨットの準備、サポート)
http://aeolus.exblog.jp/


◎サムエルモアーズ造船所
http://www.samlmorse.com/

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大学生
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ヨット
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兵庫県の須磨ヨットハーバーをホームに30ftのクルーザーヨットで活動中!
土、日曜日に主に練習し、夏には長期クルージングに出かけています。

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